メンヘラ拗らせてる女の恋
2/16。
君とお付き合いをはじめました。
俺の彼女になりたいの?と。
その言葉をどれほど待っていたか…。
2/22。
君のお部屋の鍵をもらいました。
今は手元にないけど。
2/24。
あなたのことを傷つけてしまったことがとても怖くて、あなたから逃げました。
身支度をして、ちょっと出かけてくると言って、鍵を閉めて、鍵を、ポストに入れました。
正直バレると思ってはいなかったし、追いかけてくるとも思っていなかった。
カランッと音を立てポストの中に消えた鍵。
とてつもなくショックなことを自分でしたと実感した瞬間でした。
駅まで歩いてるとき、電話がかかってきて、ラインの通知が増えていきました。
ここだけの話、号泣してました。
だけどここで私はミスを犯しました。
電車がまだない沿線を選んでしまいました。
電車がもうきている沿線で私の最寄りに先回りしたあなたは、私が乗ってくるであろう沿線の駅へ向かったそうです。
わたしはびっくりしました。
改札を出て、階段を降りて行ったら、物を食べて普通に近づいてくるあなたがいるのです。
わたしが首を振って、近づかないで。という顔をした結果、あなたとわたしは一旦離れました。
「あぁ、これで終わりだ。終わらせてしまったんだ。また見捨てられ恐怖に負けた。わたしは一生一人だ。」
そのあと、結果的に、あなたはわたしのおうちに来てくれて、お話をして、約束をしました。
「精神落ちちゃったときに、俺から逃げるのはいいけど、ラインは絶対にブロックしないこと」
この言葉を聞いた私は、あなたと一生を過ごしたい、と思いました。
私は前科持ちになりました。
あなたから逃げました。
あなたはどんな風に思ったでしょうか。
あなたは私のことを嫌いになったのでしょうか。
いや、きらいになったでしょう。
付き合ってまだ1週間少し経ったくらいだけれど、とっても濃い時間を過ごせていて、とてつもなく楽しく過ごせていることに感謝します。